受験生たちへ!20箇条の要求⑪~⑮解説
皆さんこんにちは!
本日は
受験生たちへ!20箇条の要求【受験1か月前だからこそ必ず読んでほしい】 - 現役教室長による令和からの教育ブログ【子育て、教育について悩める大人へ】
の中の⑪~⑮を解説します。
11、問題演習は自宅だけではなく、図書館や自習室などでも取り組むこと
問題演習をする目的は、すでに理解している内容をきちんと発揮できるようにすることです。その発揮するべき本番は「入試」です。
当然、入試と同じ環境(場所や心理的な状況)で訓練が出来れば一番良いのですが、そうはいきません。最も効果がないのは、自宅で時間も計らずにのんびりと解くことです。プレッシャーのかかる環境を自ら作り出し、その中で解いていく訓練をしない限り、得点力はつきません。
ケアレスミスがある生徒たちの中でよく「本番ではしっかり見直しするから大丈夫」という子がいます。練習で出るのであれば絶対に本番でも出ます。ケアスミスを無くす最善の手は注意力、集中力を上げることです。それは練習から始まっています。
12、本番と同じ曜日、同じ時間に学校へ行ってみること
本番のシミュレーションは常に平静を保つためには必要なことです。特に学校に無事に辿りつくことにストレスを感じることは、意外と本番になってから気付くことがあります。途中、思いがけないハプニング(バスの渋滞など)に合うとも限りません。
事前に行ってみる事によって、その全ての状況を把握することが出来ます。ラッシュでもみくちゃにされ、駅で降りられなかった子も何人か現実にいらっしゃいます。
13、午前中、夜に取り組むべき科目を使い分けること
朝一番でやるべきことは、前日に学習した内容の整理です。夜、寝ている間に脳内で整理された知識を朝一番で思い出し作業をすることで、「思い出し能力」といわれる「想起力」が鍛えられ、いつでも思い出しが出来るようになります。
実際私も、受験勉強の際は英単語のプリントを寝る前、起きた直後に暗記することにより非常に効果が出ました。
さらに、午前中は知恵を使って解き進めていく学習が効果的です。数学や算数などの応用問題がそれにあたります。
夜は「復習」です。覚えておくべきことを脳に焼き付けることが効果的です。
14、設問文は普段から音読するクセをつけておくこと
試験本番では、当然声を出して読むことは許されません。教室でもそうでしょう。
しかし、問題内容を一読しただけではすぐに意味がつかめない子も多くいらっしゃいます。
ケアレスミスの多い子は、問題文の読み間違えなどのミスがあります。これを防ぐためには、設問文を2回ほど音読するように訓練すると効果的です。よく意味を考えながら意味を取り違えないようになります。
15、問題解答の時間短縮には書写をすること
字が汚い子は当然、字を綺麗に書くように訓練します。しかし、字が綺麗な子であっても書くのが遅い子がいます。
字が綺麗だからといって遅いことを気にも留めない方がいらっしゃいますが、大きな間違いです。
字を書く時間も立派な試験時間の一部。書写を毎日、時間制限をもって取り組む訓練をする必要があります。
毎日、取り組むことで驚くほど綺麗に早く書けるようになるのです。
本日はここまで。
次はラストになります。
今回もとても重要なことを記載しました!!
少しでも自身の(お子様の)試験勉強に役に立てれば幸いです。