現役教室長による令和からの教育ブログ【子育て、教育について悩める大人へ】

大学を卒業後、教育関係の職(学習塾)に就いています。 学習塾の勤務を通して、保護者の方や子供たちと向き合い様々な悩みに共感してきました。保護者の方の教育や子育てに対しての悩みにアドバイス出来れば幸いです。子供たちへどう接していくべきかを実体験を元に記事を書いていきます。

現在の学校の立場とは

皆さんこんにちは

 

私は昭和生まれですが、子ども達への接し方は本当に変わりましたね。

私が学生だったときはまだ学校での体罰は当たり前の雰囲気でした。

 

もっと昔になると

学校の先生が全て正しい

学校の先生に迷惑をかけるな!といった家庭の教育が多かったそうです。

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それが今やモンスターペアレントは当たり前に…

学校の先生の立場はどんどん弱くなっていますね。

 

学習塾は民間なので、

塾の方針に合わない家庭は辞めてもらうという選択肢が取れますが、

学校はそうはいきません。

 

私は学校の先生方を尊敬しています

 

学校の先生方の仕事量は年々増え、部活動では大した給料も出ずに

休日も出勤し、、非常に大変な仕事かと思います。

 

実は私は、大学の時に中学校の英語の教員を目指していました。

しかし、最終的に会社を経営したいという理由で断念しましたが、学校の先生をやってみたいという気持ちはまだあります。

私は本当に子どもが好きで、常に全力で向き合っています。

 

学校の先生は子ども達と1年間、いろんな学校行事を共に過ごせるので本当に魅力的です。

しかし、同時に大変なことが本当に多いことを知っています。

 

現在、うつ病にかかり休職される教員が非常に増えています。私が預かっている生徒たちからもよく聞きます。

「また先生休んでたよ~」と

 

中には教員不足でまともな授業が行えていない地方自治体も存在します。

 (よくニュースでしていますね)

そんな中、2020年の教育改革に伴い、今学校の現場はバタバタです。

※教育改革についても後日記載します

本当に悪循環ですよね。

 

私は学校と塾が今こそ手を取り合い、動くべきだと思っています。すべては子ども達のために。

 

先日全国学習塾協会という団体の方と話していると、この意見は一致しました。

まだまだ夢の話ですが…。

 

私が最近感じていることですが、

中学校の先生方は

高校受験をする子ども達に対して本気でぶつかっている人が少ない気がします

 中にはもちろん熱血な先生もいますよ!

 

しかし、私の知り合いの学校の先生とも話していても納得しましたが

 

「今は何を言われるか分からない世の中だからこそ余計なことは言わない」

 

らしいです。これで納得しました。

 いじめに対しても同じらしいです。深く介入しないらしいです。

 

私は中3の夏休み前に全家庭と保護者面談をします。

現在の状況から目標をしっかりと擦り合わせ、そのギャップを埋めるために

子ども達には危機感を持ってもらい夏休みの過ごし方を一緒に考えます。

 

現状をしっかりと伝えないと、子ども達は勝手な認識で決めつけてしまいます。

学校では何も言わないから、、とか友達はまだしてないから、、とか!!!

 

高校受験で失敗してショックを受けるのは子ども達です。

 

だからこそ早い時期に正確な情報を伝えます。

 

しかし、夏前の学校での懇談ではほとんど何も話さないらしいですね。

今のままで志望校に行けますか?と聞いても

もうちょっと頑張りましょう~ とか

このままなら~ など

抽象的な発言が多いそうです。

 

それでは子どもの心に変化は起きませんよね…。

 

子ども達が日々一番長く過ごす場所は学校なのです。

 

塾でいくら熱く語っても、学校に行って友達といると

なかなか伝わりにくいものです。

 

子ども達に一回言って変化を与えることはほとんど不可能です。

 

であれば、何回も言い続けることや

同じことを不特定多数の人間が言うことが重要です。

 

だからこそ塾の出番ですよね。

 

子ども達は情報を知りません。今やネット社会で、間違った情報が蔓延しています。

その中で正確な情報をしっかりと選定し、伝えることが大人の役目です。

 私はそう思っています。

 

長くなったのでこの辺にしますが、

一番伝えたいことは

学校と塾はしっかりと連携し、子ども達の将来へと関わっていくべきというとです。

そして、子どもには常に刺激を与え続けることが重要だということです。

 

以上です。

お読みいただきありがとうございました♪